Compositor: Inazawa / Interface
ははをさがすまよいごをみつけた
どこへゆけばあえるというのだろう
あめにぬれたゆうやみていしゃじょう
だれもいないしずけさのなか
かさねあいつむがれたそのいとを
たちきるはさのつめたさにこころがふるえた
あらがいあらがいひきさかれたさんげきのあと
わたしをみつめるうつろなしせんがそらをかいて
まばたきまばたきひかりをなくした
でぐちをさがすまよいごをみまもった
とじこめられているとも知らずに
かべをみたすつややかなかびのはな
やみのなかであいをささやく
てさぐりでかなしみをよせあつめ
こごえるからだのつめたさにこころがおどった
うばわれうばわれおしつぶされたさんげきのあと
わずかないたみでちぎれたてあしをつなぎとめて
みちびきみちびきわたしをもとめた
さそわれさそわれたどりついたさんげきのあと
はきけもうすらぐげんかくのなかでゆめをみよう
わたしがかなでるりそうのせんりつ